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ストリップのカジノ、6月はバカラにツキなし

2010/ 08/ 19

ラスベガス・ストリップの6月のゲーミング収益は8%減と、訪問客数が4%増加したにも拘わらず厳しい数字となった。不景気でギャンブラーの財布の紐が固くなっている上、カジノ側のバカラの勝率が異常に低かったことが影響した。バカラはハイローラーに好まれ、ここ数カ月の間、他の一般的なゲームが低迷する中、ストリップのカジノの業績回復をリードしてきたゲームだが、6月は客がカジノに負けた率が1994年来最低の4%という低率となった。通常は11%~12%前後のことが多く、2009年は13%だった。6月のバカラへの賭け金は前年同月比43%増、一方収益は61%減となった。