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ゲンティンVSクラウン、エコー獲得争い

2012/ 07/ 14

ゲンティンはこのほど、エコー社の定款により、単独の株主が所有することを認められている上限の10%を越えて同社の株式を保有したいとの届け出をNSW州の酒類及びゲーミング担当の当局に届け出た。クラウンも既に2月に同様の申請を行っているが、結果が出る時期については定かではない。エコーはシドニー唯一のカジノの他、ゴールドコーストにもカジノを所有しており、買収となれば30億ドル超規模になるとの予想もある。アジアでの覇権を広めたいゲンティンと、シドニーをアジアからのVIP客誘致の窓口としたいクラウン、今後エコーを巡って両社の買収合戦が繰り広げられるのか、その動向に注目が集まる。