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ラスベガスは「シン・シティ」から「クラブシティ」へ?!

2013/ 05/ 20

マカオが世界一のゲーミング市場となり、シンガポールが2位の座にも迫る中、ラスベガスのカジノでは「クラブ」に力を注いでいる。全米No.1の売上を誇るWynnのXSを筆頭に、ラスベガスの7つのクラブが売上全米トップ10にランクインしている。こうしたクラブでは夜毎、入場を希望するドレスアップした若者たちが長蛇の列を作っており、年間売上は9,000万ドル前後に上る。XSでは1晩に8000名の客が出入りする。ダンスフロア近くのテーブルを確保するために1万ドルのドリンク料を前払いすることもいとわないVIP客も多いという。先月にはMGMグランドに5階建てのHakkasanがオープン、また今月末にはマンダレイベイにシルクドソレイユが手掛ける初のクラブLightがオープンを予定している。空港からストリップに向かう道路沿いのカジノホテルの広告には、"deadmau5" や "Kaskade"などの人気DJがセリーヌ・ディオンやエルトン・ジョンの名前と肩を並べている。