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アジアのカジノブームで、セキュリティ機器メーカーにビッグチャンス

2013/ 10/ 15

マカオを中心にアジアでのカジノブームで、セキュリティ機器メーカーの業績が好調となっている。ドイツとオーストラリアの合弁企業Dallmeier International、カリフォルニアに本社を置くPelco、 Schneider Electric の一部門、サムスンが25%を出資するSamsung Techwinなどだ。マカオのカジノでは現在10万台の監視カメラが稼働しており、今後5年間にさらに5万台の需要も見込まれる。ラスベガスではコストの問題からいまだにVCR(テープ)を使った旧式の監視システムを使用しているところもあるというが、マカオのオペレーターは実績の確かなメーカーから高額の最新機器を購入するため、新規機器メーカーにとり市場参入のハードルは高い。フィリピンなど他のアジアのカジノでも、セキュリティ面ではマカオをスタンダードとする傾向にある。