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土地買収から3年、ゲンティンのマイアミプロジェクト沈黙

2015/ 01/ 23

ゲンティンがマイアミヘラルド社から14エーカーの土地を2億3,600万ドルという高額で買収してから3年半、元マイアミヘラルド社の本社ビルの撤去がようやく終わろうとしている現地では、近隣の人々もいまだにその土地がどのように開発されるのか知る者はいない。
当初、ゲンティンはフロリダ州でゲーミングが法制化されることを前提にマイアミを代表する壮大なリゾート施設建設の計画を掲げていた。が、次期上院議長のAndy Gardinerはギャンブル反対派で、ゲーミング法制化を巡ってゲンティンと対抗しているウォルトディズニーと深い繋がりがあることから、当分の間ゲーミング法制化の動きが盛り上がる様子はない。
地元では、ゲンティンが同地を大手不動産デベロッパーに売却する可能性や、デービッド・ベッカムの新しいサッカーチーム用のスタジアム建設を持ちかけたといった噂も聞かれる。
現時点でマイアミ市にはゲンティンからの建築申請などは出ていない。