世界のIR・カジノニュース

インペリアルパシフィック社、サイパンのカジノ建設費を社債発行で調達へ

2017/ 08/ 24

これまで仮店舗でカジノ営業を行ってきたインペリアルパシフィック社は7月6日、新たに建設した建物に正式なカジノをオープンしたが、ホテルなどはまだオープンしていない。同社によると、サイパン当局との話合いの結果、当局はライセンス契約の見直しに合意、インペリアルパシフィック社が「初期段階」の施設として、来年8月末までに329室の客室と15棟のヴィラから成るホテル、14,140㎡のゲーミングフロア、レストラン、小売店、会議施設をオープンすることとなった。
800室の4ツ星または5ツ星のホテル、円形劇場を備えた1億ドルのエンターテイメント施設、さらに多くのレストラン・小売店、会議施設、1万㎡のゲーミングフロア拡張を含む「第1期」工期の期限は、2023年8月13日まで延長された。さらに同社は「第二期」として875室・185棟のヴィラなどの宿泊施設、7,000㎡のゲーミングフロア、600席の劇場などを2028年の8月13日までに完成させる必要がある。インペリアルパシフィック社は近く2度の社債発行で総額5,120万ドルの資金調達を計画、第一期の工費に充てるという。By Resocasi.com