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ハワイ・オアフ島にカジノ計画

2020/ 12/ 23

全米で一切のギャンブルを禁じている2州のうちの１つ、ハワイ州のオアフ島にカジノリゾート建設案が浮上している（他の１州はユタ州）。

オアフ島の公的機関「ハワイアン・ホーム・ランド局（DHHL）」は12月22日（日本時間23日）の委員会で、同局が管理しているオアフ島のカポレイ地区にカジノリゾートを建設する案を賛成5反対４で承認した。この提案はハワイ州知事と司法長官に提出され、州議会での立法案に盛り込まれる予定。ただし知事が立法案に含めないとの選択をした場合、DHHLはこの提案を支持する議員を見つけることが必要となる。

DHHLはハワイの先住民に住宅を供給するため、ハワイ州全土の20万エーカー（82,000ha）を超える土地を管理しているが、住宅供給の順番を待つ人の数は28,000名にものぼっており、DHHLによると全ての人に住宅を供給するには60億ドル以上の資金が必要で、現状の予算のままでは100年以上かかるという。この資金を確保するため、カジノを誘致する案が承認されたのだが、先住民を含む地元の住民や一部の議員からは、既に強い反対の声も聞かれ今後の成り行きが注目される。By Resocasi.com

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