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MGMリゾーツ、2024年の売上高は172億ドル、4月に大阪IR起工式
2025/ 02/ 21
MGMリゾーツは2024年第4四半期の売上高が前年同期比1%増の43億ドル、通年の売上高は前期比7%増の172億ドルに達したと発表した。
ビル・ホーンバックルCEO兼社長は「グループはMGMチャイナの記録的な業績に牽引され、当社史上最高の通期連結純収入を報告できたことを誇りに思う。また2025年に入ってからの旺盛な需要にも勇気づけられている。」と述べた。MGMチャイナの通期調整後EBITDARは前年比25%増の11億ドルと過去最高を記録した。
MGMデジタルの第4四半期の売上高は、前年同期の1億2,200万ドルに対し、1億4,000万ドルとなったが、これは主に新規市場への参入によるという。リリースによると、BetMGMは収益の伸びを加速させており、2025年には黒字になる見込みだという。
MGMリゾーツ社は2024年末までに3,300万株(14億ドル以上)を買い戻し、2021年以降発行済み株式を40%以上減少させた。同社のCFOジョナサン・ハルキヤードは「中核事業を成長させ、デジタル投資と開発投資からのリターンを実現する中で、株式数の減少は、株主のための一株当たりフリーキャッシュフローの創出を加速させ、大きな価値を生み出すだろう」としている。
一方、ラスベガス・ストリップのリゾートの第4四半期の売上は、前年同期比24億ドルに対し22億ドルと、6%減少した。この減少は主に2023年のF1が好調であったため、カジノと客室の収益が悪化したためだという。12月は過去最高のコンベンション予約数を記録し、1月はラスベガス・ストリップのリゾートと地域事業の収益が伸び、今後の予約も好調だとしている。
また大阪のIRは計画通りに進んでおり、今年中に地盤整備が完了する予定で、起工式が4月24日に予定されているという。By Resocasi.com
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