世界のIR・カジノニュース

～ＮＹカジノライセンス争奪戦～　進捗状況

2025/ 07/ 07

6月27日に入札申し込みが締め切られたＮＹのカジノライセンス争奪戦のその後の動きが報じられている。



●コニーアイランド：

ニューヨーク市議会は「The Coney」開発のための区画再編案を賛成多数（36-11、棄権4）で承認した。同プロジェクトは一つのハードルをクリアしたことにはなるが、実現のためには9月30日までにコミュニティ諮問委員会（CAC）の承認を得たうえで、ライセンスを獲得しなければならない。カジノライセンスを獲得できなかった場合は、今回の区画案は無効となり、開発業者はそれを他のプロジェクトに転用することはできない。

＜計画内容＞
高層ビル3棟（高さ153～402フィート）、歩道橋2本、カジノ、500室のホテル、会議施設、小売スペース、1,500台の駐車場）





●リゾーツ・ワールドＮＹ：

ゲンティンマレーシアはニューヨークのクイーンズで運営中のRACINO(スロット限定のカジノ)をフルカジノライセンス獲得後6か月以内にテーブルゲームを含む全面的なゲーミングの提供が可能なカジノ施設に拡張可能であると発表、同時に現在1,000人の従業員を5,000人に拡大すると述べた。


＜計画内容＞

ゲーミングフロア（50万平方フィート)、スロット6,000台、テーブルゲーム800台。ホテル2,000室、7,000席のエンタメ施設、7,000台超の駐車場、30以上の飲食店、会議施設、緑地。）



同社は2011年の開業以来、同社がニューヨーク州の公教育制度に対してすでに45億米ドル超を拠出してきたとその実績を強調。同社の現地子会社ゲンティン・ニューヨークLLCは最近100％の株式取得を果たしたエンパイア・リゾーツ・インターナショナルをを通じて、「Resorts World Catskills」」および「Resorts World Hudson Valley」も運営している。by Resocasi.com

---