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ゲンティン、リゾーツワールドNY最大規模のカジノに転換する構想を披露

2025/ 07/ 24

大手カジノオペレーターのゲンティンは、ダウンステートのカジノライセンス獲得を目指して地域諮問委員会(CAC)に行ったプレゼンテーションの中で、ニューヨーク市クイーンズにある既存の「リゾーツ・ワールド・ニューヨーク」を、市内最大規模のカジノ施設に転換する構想を発表した。同施設は現在、スロット専用のカジノだが、ライセンスが取得できれば、総工費約55億ドルを投じて、ラスベガス式の統合型リゾートへと大幅に拡張される。計画には6,000台のスロットマシン、800のテーブルゲーム、2,000室のホテル、7,000席のアリーナ、30以上の飲食施設、緑地空間などが含まれる。すでに土地利用の承認も完了しており、許可が下り次第すぐに着工可能。早ければ2026年7月に開業が可能だという。この「即稼働」ができる点は、州や地域に早期の税収をもたらす利点があり、CACにとっても魅力的なポイントとなる。現在、同じく既存施設を有するMGMリゾーツの「エンパイア・シティ・カジノ」(ヨンカーズ)と並び、この2施設のライセンス獲得は確実視されている。ゲンティン社によれば、この計画により最大24,000人の雇用が創出され、年間10億ドル以上の税収が州およびMTA(都市交通局)にもたらされる可能性があるという。地元経済への波及効果も大きく、注目を集めている。By Resocasi.com


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