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NY州知事、カジノ法案の内容を発表

2013/ 06/ 21

NY州のクオモ知事はアップステート(州北部の都市圏)に3~4のラスベガス・スタイルの大型カジノ導入を認める、カジノ関連法案の内容を発表した。この中で知事は、現在NYで営業している9つのRacinoに適用されている60%の税率よりも大幅に低い25%の税率適用を提案している。その主な理由はRacinoはビデオスロットによって営業されており従来型のカジノに比べ経費が少なくてすむというものだが、カジノにもスロットは導入されるため一律25%の税率適用には問題も出そうだ。Racino側は従来型カジノだけに税率25%が適用されればRacinoは太刀打ちできなくなると懸念する。その他知事の案には、ライセンスフィーとしてオペレーターに最低5000万ドルを課すこと、3-4か所のカジノ開業後5年間は、州内で新たなカジノの建設を認めないことなどが含まれている。