世界のIR・カジノニュース
ツーリズム振興では、マカオよりシンガポールに軍配?!
2013/ 10/ 31
マリナベイサンズはシンガポールでのF1グランプリの開催期間中、ホテルの稼働率が99%に達しホテル施設の増設を検討しているという。またリゾートワールド・セントーサを運営するゲンティンも現在ホテルを建築中。これら2つのIRの今年6月までの年間ノンゲーミング売上高は13億ドルで、これは総売上の4分の1を占める。ノンゲーミングの売上が10%程度しかないマカオと比べると明らかにゲーミングへの依存度が低い。シンガポール政府は自国民のカジノ利用を制限する政策を掲げており、ジャンケットオペレーターの参入についても厳しく規制し、ゲーミング施設の拡張についても消極的な姿勢の為、オペレーター両社はノン・ゲーミング分野での成長を目指さざるを得ない。このやり方は、これからカジノを解禁しようという動きのあるベトナムや日本からも注目されている。2012年のシンガポールへの旅行者数は1,440万人を記録しカジノリゾートがオープンする前年の2009年に比べ50%増加している。
最新ニュース
- マカオ10月のGGR(カジノ売上)、パンデミック以降の最高記録更新 2025年 11月 06日
- ゲンティン「年内にライセンス取得決まれば2026年3月にもフル開業可能」と発表 2025年 11月 05日
- MGMリゾーツ、NYカジノライセンス申請を撤回 2025年 10月 16日
- ニューヨークのカジノライセンス候補、4案に絞られる 2025年 10月 14日
- 日本政府、IR追加認定へ動き出す、最大2カ所 2025年 10月 06日
あわせて読みたいニュース
- ゲンティン・シンガポールに競争力低下の懸念 ─ MBSとの格差が拡大? 2025年 09月 15日
- リゾーツワールド・セントーサ、7月23日にオーシャナリウムがオープン 2025年 05月 29日
- マリーナベイ・サンズの全面改装が完了 2025年 05月 14日
- シンガポールのリゾーツワールド・セントーサ、ライセンス更新2年に留まる、実績「不満足」との評価で 2024年 11月 20日
- ラスベガス・サンズ、80億米ドルかけマリーナベイ・サンズを拡張へ 2024年 11月 05日
- シンガポール、28日からさらなる入国規制緩和へ 2022年 08月 28日



