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ツーリズム振興では、マカオよりシンガポールに軍配?!
2013/ 10/ 31
マリナベイサンズはシンガポールでのF1グランプリの開催期間中、ホテルの稼働率が99%に達しホテル施設の増設を検討しているという。またリゾートワールド・セントーサを運営するゲンティンも現在ホテルを建築中。これら2つのIRの今年6月までの年間ノンゲーミング売上高は13億ドルで、これは総売上の4分の1を占める。ノンゲーミングの売上が10%程度しかないマカオと比べると明らかにゲーミングへの依存度が低い。シンガポール政府は自国民のカジノ利用を制限する政策を掲げており、ジャンケットオペレーターの参入についても厳しく規制し、ゲーミング施設の拡張についても消極的な姿勢の為、オペレーター両社はノン・ゲーミング分野での成長を目指さざるを得ない。このやり方は、これからカジノを解禁しようという動きのあるベトナムや日本からも注目されている。2012年のシンガポールへの旅行者数は1,440万人を記録しカジノリゾートがオープンする前年の2009年に比べ50%増加している。
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