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シンガポールのカジノ施設、VLTプログラムで指定国からの旅行客受入れ開始へ
2021/ 10/ 16
シンガポールの2つのIR施設、マリーナ・ベイ・サンズ(MBS)とリゾート・ワールド・セントーサ(RWS)は、完全なワクチンの接種などが新たに入場の条件となったことを発表した。MBSは公式サイトでカジノに入場するには「完全な予防接種の完了、ウイルス検査の陰性結果、これら検査免除の証明、新型コロナ罹患後に回復したという証明」のいずれかが必要で、来場時の人数は2名以下とすることが書かれている。RWSでもワクチン接種を入場の条件としており、両カジノともゲーミング・テーブル1台あたり、同時にプレイできる人数は最大2名まで、スロットや電子ゲーミングマシンの設置や利用人数にも規制が課されている。シンガポール保健省は先日「予防接種差別化安全管理措置」の拡大を発表、これまで一部の飲食店の利用者に適用されていたワクチン接種の義務付けが、13日からショッピングモールやアトラクション利用にも拡大された。13日時点で、シンガポールの人口の84%が2回の新型コロナワクチン接種を完了しているという。
シンガポールでは10月18日からアメリカ、カナダ、デンマーク、フランス、イタリア、オランダ、スペイン、イギリスからの観光客受け入れを再開する。旅行者は到着時に受けるウィルス検査の費用を前払いの上、指定された航空便を利用、到着後は検査結果が「陰性」になるまでホテルか住宅で自主隔離することが求められる。VLTと称されるこのプログラムはブルネイとドイツからの旅行者にも適用されており、11月14日には韓国も追加される予定となっている。By Reoscasi.com
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