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シンガポール、トラベル・レーン対象国を拡大へ
2022/ 02/ 21
シンガポールは3月4日から、イスラエル、フィリピンとのトラベルレーンを開始すると発表した。2月25日には香港のほか、これまで実施が延期されていたカタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦へのトラベルレーン適用も開始されることになっている。これによりシンガポールと対象国の新型コロナのワクチン接種者は、検疫なしで双方向の旅行が可能となる。また同国では12月からフライト運航を開始しているバンコク以外のタイの全ての都市や、マレーシアのペナン州・サバ州、インドネシアなどにもトラベルレーンに含んでいく考え。(クアラルンプールとジャカルタは既に含まれる)。これら近隣諸国とのフライト再開により、チャンギ空港の航空ハブとしての位置づけを強化することも狙いの一つとみられる。
またワクチン接種済旅行者の1日の受入れ枠も、現在の5,000人から3月4日までに1日15,000人に増やすことを目指しているという。2月15日時点で、同スキームの対象となる24の国・地域から訪れた旅行者の数は389,000人強で、そのうち約28%が短期滞在者だったという。シンガポール運輸大臣のイスラワン氏は、同国の最終目標はワクチン接種済みの全ての旅行者が検疫なしで旅行可能になることと語った。 By Resocasi.com
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