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ゲンティン総帥リム・コック・タイ氏、シンガポールでクルーズ会社設立か?

2022/ 04/ 30

ゲンティングループを率いるリム・コック・タイ氏の関連する企業がシンガポールで「Resorts World Cruises」という商号を登録したことから、新しいクルーズ・ラインを立ち上げる準備をしているのではないかとの噂が広がっているという。地元紙によると、Resorts World Cruisesは3月9日に法人化され、その株主であるTwo Trees Family Holdingsという企業の取締役にはリム氏とその息子2名が名を連ねている。この登録日は、ゲンティン香港の仮清算人が任命されてから3カ月、ゲンティン香港のアジアを拠点とするクルーズ船「ドリームクルーズ号」がシンガポールからの出航を停止してから2カ月後にあたる。今年2月には、ドリームクルーズのシンガポール駐在員の少なくとも半数が解雇されたと報じられた。ゲンティン香港の75%の株式を保有するリム氏は1月末に会長兼CEOを退任したが、ブルームバーグはその後、リム氏がゲンティン香港傘下の破産したドイツの造船所に残る未完成の客船「グローバルドリーム」買収に関心を示していると報じている。同船は全長342mで、完成すれば乗客定員数で世界最大のクルーズ客船となる予定。ゲンティン香港の株式は、2022年1月18日から取引が停止されている。By Resocasi.com