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シンガポールのリゾーツワールド・セントーサ、ライセンス更新2年に留まる、実績「不満足」との評価で

2024/ 11/ 20

リゾーツワールド・セントーサのカジノライセンスは「2021~2023年にかけての観光実績が不満足であり、是正と大幅な改善が必要な分野が多数ある」との評価を受け、規定よりも短い2年間の更新となった。

評価は同国の貿易産業大臣が任命した評価委員会、および貿易産業省、シンガポール政府観光局、セントーサ島開発公社の見解に基づくもの。ライセンスは2025年2月6日から更新され、2026年には次の評価が行われるという。声明では、具体的な懸念事項の詳細には触れられていない。
先週発表されたゲンティン・シンガポール社のプレスリリースによると、同社は複合施設のウォーターフロント新開発に着工、2030年の完成を見込んでいるという。 このプロジェクトには総客室数700室の2つのホテルのほか、ショップ、エンターテイメント、レストランを備えた4階建てのポディウムが建設される予定。 このプロジェクトは、ゲンティン・シンガポールがカジノ施設をアップグレードするために行った68億SGD(50億7,000万米ドル)の投資の一部であるという。 また改修の一環として、ユニバーサル・スタジオ・シンガポールの新テーマゾーン、イルミネーションのミニオン・ランドや、拡張されリブランドされたシンガポール海洋水族館など、いくつかのアトラクションが2025年前半にオープンを予定している。By Resocasi.com