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2つのカジノリゾート、シンガポールに今年15億ドルの貢献

2010/ 09/ 03

DBS銀行のエコノミストによると、シンガポールに今年オープンした2つのカジノリゾートは、同国の経済にとって既にGDPの0.3%にあたる4億7,000万シンガポールドルの貢献を果たしているという。シンガポールのGDPは今年上半期で、前年同期比17.9%の成長を見せている。2つの施設のGDPへの貢献度が同じペースで継続した場合、2010年間では約20億シンガポールドル(約15億ドル)をもたらし、GDPを0.7%押し上げることなる。シンガポール政府は、リゾートワールドとマリナベイサンズの2つのカジノリゾートのオープンにより、2015年までに観光客数を1,700万人まで倍増させることを目標に掲げているが、7月だけでも既に100万人の旅行客がシンガポールを訪問。旅行客数は7カ月連続で最多記録を更新している。上記の試算はあくまでも直接的な売上のみを示しており、2次的、3次的にはより大きな経済効果をもたらしている。