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シンガポール政府、カジノへの規制を強化
2010/ 10/ 04
シンガポールでは自国の住民をカジノから遠ざけ、プロブレムギャンブリングのリスクを回避するために、住民のカジノ施設の入場には1人100シンガポールドルの入場料を課しているが、政府の発表によると今年オープンした2つのカジノ施設へのシンガポール国民の訪問回数は既に100万回を越えたという。シンガポールの現在の人口は510万人、うち320万人が国民で54万人が永住権を持つ外国人居住者。シンガポール政府は先頃、オペレーターが運行する市内とリゾート施設を結ぶシャトルバスを「シンガポール住民のギャンブルを助長する」として禁止。またプロブレム・ギャンブリングの防止策としてシンガポール国民のために提供してきたセルフ・エクスクルージョン・プログラム(カジノへの入場禁止を自ら申請するプログラム)を外国人労働者も利用できるよう対象を拡大した。
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