世界のIR・カジノニュース

シンガポールの屋台店主、スロットマシンの誤作動でジャックポット

2012/ 09/ 22

シンガポールのホーカー(屋台)店主の51歳の女性は、昨年の10月にマリナベイサンズのスロットマシンで、41万6,000ドルのジャックポットを当てた。が、カジノ側は、機械の不具合により本来は25万ドルの車が当たるはずだったものが、誤ってキャッシュが表示されたと釈明、女性に5万ドルの現金と車をオファーした。女性はこれに応じず弁護士を交渉した結果、表示通りの41万6,000ドルをカジノ側が支払うことで合意。女性はこのうち半分をチャリティに寄付したと言われている。後日シンガポールのカジノ規制当局が事実関係を調査したところ、カジノ側の主張通り、機械の不具合により誤った表示がされた事実が判明。カジノ側が不正に支払いを回避しようとしたわけではなかったことが証明された。