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2012年シンガポールのカジノ市場は前年比8%増の58億5,000万ドル

2013/ 03/ 18

2年前、多くのアナリストは「シンガポールが2012年にはラスベガスストリップを抜いてマカオに次ぐギャンブル市場となる」と予測したが、結果はラスベガス・ストリップの40軒あまりのカジノが62億ドルを売り上げ、2位の座を維持した。シンガポールの売上はMBS(マリナベイサンズ)とRWS(リゾートワールドセントサ)の2軒によるもので、その内訳はMBSが29億4,000万ドル、RWSが29億1,000万ドルとなっている。シンガポールでは地元住民がカジノ施設に立ち入るには入場料を払う必要があり、そのせいでマスマーケットの売上を伸ばすのが難しくなっているとみられ、2013年についても3位にとどまる可能性が高い。世界最大のカジノ市場はもちろん、作年380億ドルの売上をたたき出したマカオだ。