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クラウン、ポーカーマシンの不正操作疑惑を否定

2017/ 10/ 31

オーストラリアのクラウンに、ポーカーマシンの不正操作や、マネーロンダリング防止に反する行い、また施設内での客によるドラッグの使用や暴力行為を看過していた疑いが浮上した。地元紙シドニー・モーニング・ヘラルド紙など複数のメディアが報じた内容によると、アンチポーカーマシン派のウィルキー上院議員が、匿名の元クラウン従業員だとする3名の人物がクラウンの違法行為を証言をするビデオを国会で公表したという。3名の画像は個人が特定できないよう画像処理を施されていた。これを受けて、無所属派議員や野党議員らが上院での調査を求めているのに対し、政府与党側は州レベルの問題であるとして調査の実施には否定的な姿勢を示している。クラウン側は「そのような事実はない」と疑いを否定、ウィルキー議員にビデオなどの証拠を当局に提出するよう求めている。また10月26日に開かれた同社の年次株主総会ではジョン・アレクサンダー会長が今回の疑惑を「悪意に満ちた根拠のない疑い」だと強く否定した。 By Resocasi.com