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豪クラウンのライセンス適格性、西オーストラリア州でも調査実施へ

2021/ 02/ 18

シドニーに新しく完成した統合カジノ施設のゲーミングライセンス保有の適格性を巡り行われた調査で「適格性なし」とされたクラウンリゾーツについて、クラウン・パースのある西オーストラリア州(WA)でも、ゲーミング・賭博委員会(GWC)が、カジノライセンス保有の適格性調査を実施する見通し。NSW州の調査報告書(バーギンレポート)には、2014年以降にペーパーカンパニーを通じてクラウン・パースの資金洗浄が行われていたことも含まれているが、WA州の法律ではそれをもとに判断を下すことができないため独立した調査の準備が進められているという。数日前には、WA州のカジノ規制当局トップのマイケル・コノリー氏が、クラウン・パースの法務・コンプライアンス担当者らとの交際を巡り、利益相反関係を理由に辞任した。GWCは2月23日に行われる会議において、クラウン・パースでのジャンケット運営の禁止や、クラウンがゲーミング用の銀行口座を開設する際には委員会の承認を必要とするよう規則の変更を協議決定するものとみられる。By Resocasi.com