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クラウン・リゾーツ、ジャンケット停止・キャッシュレス化へ、ブラックストーンの買収提案は拒否

2021/ 05/ 20

地元紙の報道によると、クラウンリゾーツはシドニーでのゲーミングライセンスを回復するために、自社カジノでのジャンケット・オペレーションの終了と、キャッシュレス・オペレーションへの切り替えを約束したという。さらに同社は今後メルボルンとパースのカジノで現金の使用を段階的に廃止するとみられる。またNSW州のILGA（独立酒類ゲーミング局）の会長は、記者会見で「クラウンリゾーツ社のシドニーのゲーミング施設が10月末までにオープン可能だ」と発言した模様だが、ゲーミングライセンスに関する決定がいつになるかは明らかにしなかった。ILGA会長はまた、スターエンターテイメント・グループと協議を行ったことを公表、報道によるとスター社はジャンケット・オペレーションを終了し、身分証明書と公認金融機関とリンクしたカードによるキャッシュレスゲーミング実現に向け当局と協力することに合意したという。

またクラウンリゾーツは5月17日、アメリカのブラックストーンからの買収提案を正式に却下することを表明した。
ブラックストーンはクラウンの株式10％を既に保有しており、最近になり1株あたりの提案を11.85ドルから12.35ドルへと引き上げたが、クラウン側はこれを「過小評価」だとし、さらに提案に付帯する規制当局の承認に関する条件を問題視して、正式に拒否すると発表した。一方、スターエンターテイメント・グループからの合併提案については依然検討中としている。By Resocasi.com

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