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豪スター・エンターテイメントも、カジノライセンス存続の危機

2022/ 03/ 22

オーストラリアのカジノ施設「ザ・スター・シドニー」でVIP客のカジノ資金が宿泊費を装って処理されていた件について、先日ニューサウスウェールズ州の独立系酒類・ゲーミング当局（ILGA)が開いた公聴会で、スター社の財務担当補佐が、故意にナショナルオーストラリア銀行を欺いたことを認めた。中国銀聯のクレジットカードで行われた計156件の取引により、総額9億豪ドル（約800億円）もの資金が不正に処理されたことが明らかとなり、さらにこの不正が上層部も承知の上で行われていたことであるとも証言された。現在ザ・スター・シドニーについては、独立審査官による調査が継続中で、6月に報告書がまとめられる予定。ILGAはその報告を待って、ザ・スターシドニーがカジノライセンス保持の基準を満たしているかどうかの判断を行うとしている。オーストラリアでは、最大手カジノオペレーターのクラウンも当局による違法行為の摘発によりカジノライセンス取消の危機に直面し、経営陣の刷新や組織の改革を余儀なくされており、複数のメディアがスター社も同じ道筋をたどることになるのではと報じている。By Resocasi.com

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