世界のIR・カジノニュース

豪クラウン、プライベートジェット3機でアジアのハイローラーを空輸

2013/ 04/ 01

オーストラリアの公的機関Air Service Australiaの資料によると、この3年間の間にクラウンが所有する3機のプライベートジェットのアジア各国へのフライト数が増加している。これはクラウンがアジアからの富裕層ハイローラーの輸送にジェットを使用する頻度が増加しているためとみられる。特に2月のチャイニーズニューイヤーと、10月のメルボルンカップ前後の期間にはフライトの記録が集中している。同社のVIP部門の売上は2010-2011年度の5億8300万ドルから2011-2012年度には7億9700万豪ドルに増加しており、同社の売上の1/3近くを占めるようになっている。同社のスポークスマンは「プライベートジェットは確かにハイローラーの輸送に利用しており、VIPビジネスが同社の売上のみならず地域の雇用や税収にも貢献している」と語っている。余談だがこれら3機のジェットのうち、1機は以前CIAがテロリストや犯罪者の移送に使用していたものだと噂されている。