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韓国は中国人旅行客にとってマカオ・香港に次ぐ旅行先

2015/ 01/ 15

2013年に韓国を訪れた中国本土からの旅行者数は、前年比51.5%増と急伸したが、2014年も40.9%の大幅な伸びが見込まれている。台湾や香港からの旅行者数を合せた中国語圏からの旅行者数は、740万人を超え海外旅行者の半分以上のシェアを占めるとみられる。
韓国で開発が進む大型カジノリゾートのオペレーター達にとっては心強いニュースと言える。現在、韓国の仁川国際空港の近くでは、パラダイスグループと日本のセガサミーが7億5,000万ドルをかけて2017年に完成予定のリゾート建設を進めているほか、シーザーズエンターテイメントも2018年の開業を目指して準備を進めている。また済州島では、ゲンティンと地元のカジノ3社が、中国人旅行者にビザ不要のカジノリゾートを計画している。
地元紙によると、2015年の韓国の観光収入は前年比21%増の176億ドルを記録。最も貢献しているのはもちろん中国人旅行客とのことである。