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シーザーズが韓国プロジェクトを売却、IR施設完成は3年延長へ

2021/ 02/ 22

オンラインメディアのGGRAsiaの報道によると、シーザーズ・エンターテイメントが韓国の栄宗島ミダンシティに建設中だったIRプロジェクトを、元のパートナーである香港上場企業・広州R&F プロパティ―ズに売却した模様。事業者名もRFCZ KoreaからR&F Korea(RFKR)へと代っており、RFKRは今年2月初旬に韓国文化体育観光部に第1期オープンを2021年3月17日から「2024年3月」に延期するよう要請書を提出した。RFKRは今後、カジノオペレーターとしての経験を持つ新たな提携先を探すことになる。

シーザーズ・エンターテイメントは、昨年7月にエルドラド・リゾーツに買収されたが、買収計画発表直後の2019年8月には日本のIR参入の中止を決定するなど、アメリカ国内のビジネスにより重点を置く姿勢を打ち出してきた。シーザーズコリアの建設は2020年2月に第1期の25%が完成した状態で中断したままとなっており、今年1月には新型コロナの影響による事業予測の不透明さも原因となり、資金集めが難航、カジノライセンス取消の危機も報じられていた。 By Resocasi.com