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江原ランドを3兆ウォン投じて韓国型IRへ、大阪IRを意識

2025/ 12/ 05

韓国で唯一、自国民が利用できるカジノ施設である江原ランドは先月、総事業費3兆ウォンの「K-HITマスタープラン」を発表した。大阪IRを意識したという次世代型統合リゾート構想で、カジノ中心から滞在型複合リゾートへの転換を目指すもの。投資の中核となるのは総額の7割超を投入する「グランドコアゾーン」で、長さ300mの巨大ドーム内にメディアドームアリーナ、Kカルチャースタジオ、キッズパーク、新設カジノなどを集約する。さらに森林型ウェルネスヴィラやレジャーパーク、ペット村など体験型施設を拡充し、ケーブルカー網や駐車場整備などアクセス改善も進める。2035年の完成時には年間1,320万人の来場、売上高3.6兆ウォンを見込む。カジノ売り上げは現在の2倍、非カジノ売上は3倍に拡大し、非カジノ売上げのシェアを40%まで高めるという。By Resocasi.com