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「マカオの第4四半期ゲーミング売上は15%減」ドイツ銀行が予測

2014/ 09/ 25

マカオの第4四半期のゲーミング売上予想について、ドイツ銀行は直近の7-12%減との予想をさらに下方修正した。過去2カ月の間に、横ばいから1桁台前半のマイナス予想へ、さらに1桁台後半、2桁台のマイナスへと投資家の予測は厳しくなっている。ドイツ銀行では市場のコンセンサスである「第4四半期は1桁台のマイナス、2014年年間では1桁台前半のプラス」という予想は、現在のトレンドや10月に予定されている禁煙の実施、12月の習近平主席の訪問などを考慮すると楽観的過ぎるという。
ドイツ銀行による最新の予想(15%減)は、マス市場の10%程度のソフトな伸びとVIP市場の29%減という内訳で、VIP市場対マス市場の割合は54%対46%との予想に基づいている。レポートでは2014年年間のゲーミング売上は横ばいとなるが、2015年にはコタイの新たなカジノ施設のオープンにより2.6%増に回復するとしている。