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マカオのゲーミング市場、上半期は厳しい状況続く

2015/ 01/ 22

マカオのゲーミング売上はこの7か月の間、急落の一途をたどっているが、CLSAのアーロン・フィッシャーは、この流れは今年の第3四半期まで変わらないとみる。
同氏は第1四半期は前年比29%減、第2四半期は20%減になると予想する。2月は昨年実績が前年比40%増と好調だったことから、最も厳しい月になるとみられる。第3四半期にはギャラクシーの第2期や、メルコのStudio Cityのオープンなどが予定されていることもあり、下半期については回復が期待される。
フィッシャーは「(マカオのゲーミング市場にとって)栄光の日々は過ぎ去った。非ゲーミング部門強化政策に従って、オペレーターの利益率は従来の50%から30%程度へと落ち着いていくだろう。しかし非ゲーミング部門を強化することは、VIP客依存のリスク軽減にも繋がる」と語っている。