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マカオ政府、カジノに休業を許さず

2020/ 04/ 07

コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、マカオ政府はカジノに対し2月半ばに15日間の休業を命じたが、現在では36軒のカジノが営業している。

直近のデータでは、1日にマカオを訪れる旅行者の数は昨年の10万8,000人から、数百名にまで落ち込んでいる。先週水曜日にマカオを訪れた旅行者はわずか320名だった。

3月のマカオのゲーミング総売上は前年同月比79.7%減、2月は87.8%減だった。マカオのLeon Lai 経済財政庁長官によると、マカオのカジノにはコンセッションを得る条件として「24時間365日営業すること」が義務づけられており、休業の決定権はオペレーターではなく政府にあるという。長官は3月のGGRの落込みは当局の想定の範囲内であり「現時点では既存ルール(カジノは24時間365日営業しなければならない)を変更する予定はない」と続けた。By Resocasi.com