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マカオ、4月のカジノのゲーミング総売上、前年比96.8%減

2020/ 05/ 04

マカオの4 月のGGRは9,440万ドルで前年比96.8%減と、前年比80%減だった3月よりもさらに落ち込んだ。2020年の累計では前年同期比68.7%減となっている。

証券会社のSanford C Bernstein によると、4月の大幅な売上の下落は3月下旬から続く中国本土、特に広東省からの入境制限と、2月後半のホールド率の低下」が主な要因だとみている。
同社はまた、中国本土(特に広東省)との入境規制が今後数週間のうちに解除されると予想している。IVS(Individual Visit Scheme)の発行については、いつ再開されるか不明だが、6月には何らかの形でIVSビザが再開され、今年の夏の終り頃に団体ビザの発行が段階的に開始されるだろうという。また5月については前年同月比90~95%の下落幅を予想している。

2019年にマカオを訪れた旅行者数は年間3,490万人で、1日当たり約10万8000人だったが、4月は1日数百人程度まで落ち込んでいる。 By Resocasi.com