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マカオ6月のゲーミング総収益、前年比97%減、中国・香港からの入国制限依然続く

2020/ 07/ 03

6月のマカオのカジノの総ゲームミング収益(GGR)は、前年比97%減となり、5月の同約93%減と比べても厳しい結果となった。
2020年の累計では前年比77.4%減となっている。
マカオー香港間の行き来には依然として双方向で14日間の検疫が求められる。香港政府は先日、マカオ・中国本土・台湾からの到着に対する14日間の検疫適用を8月7日まで1か月延長すると決定した。一方、中国本土からマカオに入る場合は、たいてい検疫は必要ないが、中国政府のビザ発給が制限されているうえ、マカオから本土に戻る際には14日間の検疫が必要になる。
マカオのカジノにとって主要な顧客供給元である中国本土・香港との往来の制限が緩和されない限り依然として見通しは厳しい。By Resocasi.com