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マカオ、7月のGGRは対前年比94.5%減も、前月比は87.7%増

2020/ 08/ 02

7月のマカオのカジノ総ゲーミング収入(GGR)は1億6,840万ドルで、前年同月比94.5%減と依然厳しい状況だが、前月(6月)との比較では87.7%増であった。2020年1-7月のGGR累計では前年同期比79.8%減となっている。
マカオのカジノ市場回復のカギは、中国本土からの個人旅行を可能にするIVS(Individual Visit Scheme)ビザの再開にかかっているとみられる。またIVSとほぼ同時期に発行が停止となったツアーグループのビザ発行もまだ再開されていない。現在、マカオと香港間の移動には、通常片道14日間の検疫期間が設けられており、香港政府は先日、マカオ、中国本土、台湾からの旅行者に対する14日間の検疫ルール適用を9月7日まで延長すると発表した。