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珠海市、8月12日からマカオへの観光ビザ発給を再開へ

2020/ 08/ 12

珠海市当局は8月10日、マカオを訪れるためのIVSとパッケージツアーのビザの発給を再開すると発表、中国本土の他の都市にも順次拡大される見通しであるとした。これらのビザは新型コロナウィルスの影響で1月下旬から発給が停止されているが、中でもIVSはマカオのカジノ市場回復の鍵を握っていると言われている。投資顧問会社のSanford C. Bernsteinは、マカオと国境を接する広東省珠海の人口は約170万人で、今回のIVS再開によるマカオのゲーミング収入(GGR)への直接的な影響は数%増という限定的なものになると予測されるが、IVSと団体ビザ発給の再開は望ましい方向に進む小さな一歩であるとしており、広東省の他の都市がマカオへのIVSとパッケージツアーのビザ発給を今月末か9月中には再開すると予想している。同社はまた、広東省からの顧客が新型コロナ以前のマカオのマスゲーミング市場GGRの約40%、VIP市場GGRの15~20%以上に貢献していたと推定している。By Resocasi.com