世界のIR・カジノニュース

マカオ政府、6社のカジノコンセッションを2025年まで延長か?

2020/ 12/ 17

モルガン・スタンレーによると、マカオ特別行政区政府は、マカオのカジノオペレーター6社のカジノコンセッションを2025年まで延長する可能性が高いという。

現行のコンセッションは2022年に期限切れを迎えるが、新型コロナの影響による時間的な制約により、2022年6月までの一般入札実施は困難とみられる。

アナリスト達は、マカオ政府が期限切れまでに新たなライセンスを発行できるよう、年内にも今後の方針を発表するだろうと予想している。

マカオでは過去にも、SJMとMGMのライセンス期限だった2020年3月の1年前の2019年3月に、両社のコンセッション延長の措置がとられた経緯があるため、今回のコンセッション期限である2022年6月の1年前にあたる2021年6月までに同様の延長が行われるとみられている。またSJMとMGMは、2年間の延長決定の際にそれぞれ2,500万ドル(約26億円)を政府に支払っていることから、今回もコンセッションを保有する6社が期限の延長と引き換えに、1度限りの料金を支払うことになる可能性が高いとの見方もある。 By Resocasi.com