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マカオ政府14年連続で、市民に現金支給

2021/ 05/ 30

カジノ税という潤沢な財源を元に、2008年から毎年市民に現支給を行っているマカオ政府が、今年も永住居留権保持者に約13万6,000円、臨時居留権保有者に約8万2,000円の現金を支給した(金額は前年と同じ)。例年は7~9月にかけて実施されるが、昨年度から新型コロナの影響に対する経済支援策の一環として、3か月前倒しして実施されている。マカオ政府はこの他にも、電子決済を利用した消費に対し最高6万8,000円分の割引付与などの住民支援策を実施しているが、カジノ各社は新型コロナのパンデミックの影響で売り上げの低迷にみまわれていることから、マカオ政府も緊縮財政を敷いており、昨年と今年のこれらの支出による財政赤字は財政準備金で穴埋めしているという。
By Resocasi.com