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マカオで2名の新規感染者、10月のゴールデンウィークへの影響懸念の声

2021/ 09/ 27

9月24日未明から25日にかけてマカオでデルタ株とみられる新型コロナウィルスの新規感染者が2名報告されたことを受け、マカオ政府は25日午後3時から72時間にわたり全市民及びマカオ滞在者のPCR検査を実施すると発表した。この2名の新規感染者は隔離検疫用のホテルに勤務しており、感染は輸入関連性事案とみられているが、これを受けて広東省の珠海市では26日から少なくとも29日までマカオからの入国者(帰国者含む)を対象とする14日間の強制検疫ルール再開を発表するなど中国本土も警戒態勢をとっている。JPモルガン証券やモルガン・スタンレーなど金融機関のアナリストらは、この2件の新型コロナ感染者発生事案が、10月1~7日の中国本土の長期休暇(ゴールデンウィーク)で期待されていた客足に影響を与える可能性が高いと指摘している。マカオでは8月頭にも同様の事例があり、回復が期待されていた夏休み時期の売上にマイナスの影響を与えた。By Resocasi.com