世界のIR・カジノニュース

マカオのサテライトカジノが今年いっぱいでクローズへ

2025/ 06/ 10

マカオ政府が昨日発表した内容によると、SJMリゾーツ、メルコリゾーツ(マカオ)、ギャラクシーカジノは、3社が運営するいわゆる「サテライトカジノ」全11軒を今年末でクローズすることを決定したという。サテライトカジノとは、マカオ政府とカジノコンセッションを結んでいる事業者の所有していない施設内でフランチャイズのような契約のもとで運営されるカジノ施設。
2023年1月1日に施行された通称「新カジノ法」で、カジノ施設はコンセッション事業者の所有する施設内に限定されることとなり、移行期間として与えられていた3年の期限がいよいよ今年の12月31日に終了する。マカオにはもともとこうしたサテライトカジノが20軒ほどあったが、相次ぎ閉店し、残っていた下記の11軒も年末でクローズとなる。

 


<SJMリゾーツ傘下>

・グランドビューカジノ(君怡娛樂場/Casino Grandview)

・レジェンドパレスカジノ(勵宮娛樂場/Casino Legend Palace)

・フォーチュナカジノ(財神娛樂場/Casino Fortuna)

・ランドマークカジノ(置地娛樂場/Casino Landmark)

・ポンテ16カジノ*(十六浦娛樂場/Casino Ponte 16)

・ルロイヤルアークカジノ*(凱旋門娛樂場/Casino LeRoyal Arc)

・エンペラーパレスカジノ(英皇宮殿娛樂場/Casino Emperor Palace)

・カムペックパラダイスカジノ(金碧匯彩娛樂場/Casino Kam Pek Paradise)

・カーサレアルカジノ(皇家金堡娛樂場/Casino Casa Real)

<メルコリゾーツ傘下>

・グランドドラゴンカジノ(Casino Grand Dragon)

<ギャラクシーカジノ参加>

・ワルドカジノ(Casino Waldo) 

ポンテ16とロイヤルアークの2施設はSJMリゾーツが所在地となっているホテルを買収し、直営物件として運営を継続するとしている。By Resocasi.com