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マカオのSJM、メルコ・インターナショナルともに利益改善

2010/ 09/ 07

マカオのゲーミング市場でトップシェアを誇る、スタンレー・ホー率いるSJMの今年上半期の利益は、前年同期の4,340万ドルから4倍以上増の2億200万ドルに拡大した。売上高も34億ドルと79%アップしている。ハイローラー向けのテーブル数を昨年末の320台から6月末時点で464台へと増やした結果、上半期のハイローラーからの売上は倍増以上の22億ドルとなった。
一方、スタンレー・ホーの息子、ローレンス・ホー率いるメルコ・インターナショナル・ディベロップメントの上半期の純損失は2,800万ドルで、こちらも1年前の同期と比べると73%縮小している。同社はメルコ・クラウンの33.43%を所有しているが、先月メルコ・クラウンは第2四半期の純損失が前年同期の1億4,400万ドルから3,010万ドルに改善したと発表した。主にアルティラマカオの業績向上と、2009年に開業したシティオブドリームスが貢献したものだという。