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マカオ、カジノの開発規制変更なし

2010/ 12/ 02

フランシス・タム経済財政司長は公式イベントのインタビューの中で、マカオのカジノ市場育成を適正なスピードで行うために政府が定めた政策について計画通り遂行すると語った。具体的には今後3年間に許可するゲーミング・テーブルの数は上限枠の5,500台以下の範囲となること、またこの数字は2013年まで見直されることはないというもの。また2013年時点で見直しを行うにしても、年間3~5%の範囲での増加となることも付け加えた。現在マカオでは6つの企業併せて4,838台のゲーミングテーブルを稼働させている。サンズ・チャイナとギャラクシー・エンターテイメントは来年コタイに新たなメガリゾートのオープンを予定しているが、両施設合わせても700台以下のゲーミングテーブルしか認められないことになる。また同氏は今後、建設用地の支給についてもカジノ側のニーズに応える形ではなく、政府の計画に沿ったペースで行っていくと語り、現在認可待ちの開発計画については認可のプロセスに従来以上の時間がかかるだろうと予告した。