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サンズとギャラクシーがシェア拡大予想

2011/ 01/ 20

シティグループのアナリストによると、今後1~2年間のマカオのゲーミング市場では、コタイに新施設のオープンを予定しているギャラクシーやサンズがシェアを拡大するという。2011年のシェア獲得戦では、新施設のオープンを間もなくに控えているギャラクシーが3%以上伸ばして14%に、また、2012年にはさらに15%に拡大すると予想。2012年はサンズチャイナが用地No.5~6でのプロジェクトにより2011年の予想値19%から2012年には22%へとシェアを伸ばすとみている。一方で、まだコタイに展開していないSJMは31%から2011年には29%、2012年には27%へ、ウィンは今年1%マイナスの14%、来年には13%へ、MGMは今年は横ばいの9%から来年は1%マイナスの8%へ、とそれぞれシェアを落とすことになるという。メルコクラウンはコタイ地区の集客の恩恵を受けて、横這いの15%前後で推移すると予想されている。アナリストはさらに、MGMも2015年までにはコタイでの新施設オープンを計画しているものの、マカオの政治的な動向などを考慮するとサンズチャイナの用地No.5~6以降のプロジェクトについては、まだ不透明な状況だともコメントしている。