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マカオ11月のゲーミング売上33%増

2011/ 12/ 16

マカオの11月のゲーミング売上高は、世界の金融不安をよそに前年比33%増の29億ドルと相変わらず好調な伸びを示した。黄金週の翌月という反動もあり、対前年伸び率では今年に入って一番低い数字だったとはいえ、その額はラスベガスの上半期の売上に相当する。世界的な景気低迷の影響により減速が懸念されていたVIPバカラの売上にもこれまで通り特に変化は見られなかった模様。依然としてオペレーター各社の売上のおよそ95%をゲーミングが占めている現状について、マカオ政府は多様化への一層の努力を求めている。ラスベガスでは売上全体の約半分をショウやコンベンション、ダイニングなどゲーミング以外の売上が占めている。