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マカオのカジノ、人手不足に悩まされる?!

2012/ 06/ 05

昨年は2,800万人の観光客を集め、ゲーミング売上高も前年比41%増と依然高い伸び率を誇るマカオのゲーミング市場だが、オペレーターの間では人手不足がより深刻な状況となっている。マカオ政府はカジノのディーラーなど多くの職種に地元住民を雇用するよう義務付けている。しかし現在のマカオの失業率はわずか。2.1%と低く、サンズチャイナのCEOによれば「この2.1%の人たちが仕事を探しているかどうかもわからない。実質は失業率ゼロに近いということだろう」という。日本を含め高い失業率に悩む国々にとっては羨ましい話だが、こうした人手不足は結果として人件費の高騰を招くこに繋がるため、今後さらに大きな課題となってくるだろう。