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ウィンリゾーツを脅かす、スティーブ・ウィンの前妻の行動

2013/ 05/ 28

2009年にスティーブ・ウィンとの離婚で、ウィンリゾーツの9.6%の株主となったエレノアが連邦裁判所に株式の自由な売却の権利を求める訴えを起こし、スティーブ・ウィン率いるウィンリゾーツの脅威となっている。現状ではスティーブ・ウィンは同社の9.9%の株を所有し、エレノアの所有する株も彼の管理下にある。が、エレノアが自分の所有する株式(4月24日時点で12億7,000万ドル相当)を自由に売却できるようになると、ウィンリゾーツ側はスティーブ・ウィンによる支配体制を脅かされないよう、多額の借り入れを行ってこれを買い取らねばならなくなり、コタイでの新プロジェクトの資金調達にも影響を及ぶ恐れもある。カジノ界のカリスマ経営者も前妻をコントロールすることは不可能なようだ。