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マカオのギャンブル市場、コタイを中心にさらなる成長へ

2013/ 06/ 04

昨年は中国のGDPが8%を下回るなど景気の減速を懸念する声もあるが、マカオのゲーミング売上は依然として高い伸び率で成長を続けている。昨年のゲーミング売上は前年比13.5%増の380億ドル、なんとラスベガスのゲーミング売上高の6倍に上る。今月(5月)のゲーミング売上も、今のペースでいけば38億ドルに達するものと見込まれるが、これは3月の39.2億ドルに次ぐ史上2番目の数字となる。マカオ最大のカジノオペレーター・SJMのCFOは、マカオのゲーミング売上は10年以内に倍に拡大するだろうという。広東省からマカオを訪れる旅行者の数は3%ほど減少したが、中国中央部や北部からの旅行客は増加傾向にある。コタイではギャラクシー・エンターテイメントが77億ドルを投じてギャラクシー・マカオの第2期工事を計画しており、MGMやSJMなどのコタイ初進出の大型プロジェクトが続々と進んでいる。