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フィッチレーティング「オカダマニラはフィリピンを代表するIRに成長する可能性あり」と高評価

2018/ 12/ 05

企業の格付け会社フィッチは、ユニバーサルエンターテインメント傘下のIR「オカダマニラ」の規模と高級志向の路線を評価、また親会社の安定した見通しも加えてB+と評した。投資もほぼまとまり、建設工事も2019年の第3四半期に完了する予定。フィッチはフィリピンのゲーミング市場が年率1ケタ台後半のぺースで成長しており、ジャンケットやハイエンドのカジノの成長が期待できるとの観点から、エンターテイメントシティ最大のIRであるオカダマニラが優位に立つと予想している。しかしながらフィッチは、オカダマニラの成長はジャンケット及びハイローラーに頼みの部分が大きいが、そうした分野での経験を持たないユニバーサルエンターテイメントが海外の経験豊かなライバルと渡り合わねばならない点や、創業者との経営権をめぐる訴訟問題を抱えている点などを懸念材料として挙げてもいる。今年10月のオカダマニラのEBITDAは710万ドルと、2016年末のソフトオープン以来最高を記録している。by Resocasi.com