世界のIR・カジノニュース
2019 年フィリピンGGR、過去最高を更新の見通し
2019/ 01/ 28
PAGCORの会長アンドレア・ドミンゴによると、フィリピンの今年のゲーミング総売上(GGR)は、周辺国との競争激化が予想されるものの、順調な外国人VIP客に支えられ史上最高を更新する見通し。メルコのシティ・オブ・ドリームズやユニバーサル・エンターテイメント傘下のオカダマニラなどの売上を含むフィリピンのGGRは今年、前年比8.5%増の2,170億ペソ(約4,500億円)に達する見込みだという。ドミンゴは今後、ドゥテルテ大統領にフィリピンのゲーミング産業の課題と、そこからの資金で行われている社会・文化的プロジェクトの最新情報を伝えるという。大統領は昨年「自身の在任中は、これ以上のカジノ建設を認めない」と発言。実際、フィリピン政府は昨年、ランディング・インターナショナルがマニラに計画していた15億ドルのカジノ建設の計画を中止させ、マカオのギャラクシーエンターテイメントがリゾート地の島に建設を予定していた5億ドルのIR計画を阻止した。
政府の資料によると、現在、フィリピンでは9件の民間カジノ企業が1,580台のゲーミングテーブル、9,850台のエレクトロニックゲーミング・マシンを稼働させ営業している。この他にPAGCORが運営するカジノが数件あり、そのテーブル数は470台、エレクトロニックゲーミング・マシンは9,679台となっている。By Resocasi.com
最新ニュース
- オカダ・マニラの親会社TRLEIの社長兼最高執行責任者(COO)が交代、9月7日付けで 2025年 08月 10日
- ゲンティン、リゾーツワールドNY最大規模のカジノに転換する構想を披露 2025年 07月 24日
- NYカジノライセンス、Bally’s脱落か?!有力候補ハードロックにもAML違反の懸念 2025年 07月 17日
- タイ、カジノ合法化法案を撤回 2025年 07月 11日
- ~NYカジノライセンス争奪戦~ 進捗状況 2025年 07月 07日
あわせて読みたいニュース
- オカダ・マニラの親会社TRLEIの社長兼最高執行責任者(COO)が交代、9月7日付けで 2025年 08月 10日
- 日本政府、オンラインカジノの許認可権持つ7か国に日本向けサービス停止を要請 2025年 06月 17日
- オンラインカジノの開設、誘導サイトも禁止へ 2025年 06月 04日
- タイ政府、大手カジノオペレーター4社と協議中 2025年 05月 23日
- MGMリゾーツ、大阪での開業準備順調、MGM大阪への出資額を4,280億円に増額 2025年 05月 07日
- タイの『カジノを含む娯楽複合施設法案』、内閣承認を経て国会審議へ 2025年 04月 21日