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「フィリピンの富豪TOP50 」ゲーミング関連の顔ぶれ多数

2019/ 09/ 30

経済紙フォーブスによる「フィリピンの富豪TOP50」が発表された。この1年の間にこれまで長年ランクインしていた5名が亡くなり、代わってその後継者たちが仲間入りを果たした。

フィリピン最大のコングロマリットSMグループの創始者で、過去11年間フィリピンの富豪首位の座を維持し続けたHenry Sy氏が亡くなり、その資産を引き継いだ6人の子が総資産額172億ドル(推計)でトップに。SMグループは傘下のBelle Corpを通じてCity of Dreamsに投資している。マニラのエンターテイメント・シティでソレア・リゾートを運営するBloomberry Resortsの会長エンリケ・ラソン氏は4位。同社はケソンシティに2軒目のカジノ建設を計画中で、日本のIR参入にも意欲を示している。10位には、ゲンティンとの提携でリゾーツワールドマニラを運営するTravellers Internationalのアンドリュー・タン氏、22位にはUdennaグループを率いる起業家のデニス・ウイ氏が総資産額推定6億6,000万ドルで初ランクインを果たした。Udenna傘下のPHリゾーツはセブのマクタン及び、パンパンガ州のクラーク地区でカジノ施設建設プロジェクトに取り組んでいる。そして同じくクラーク地区にカジノリゾート建設を進めているFilinvest グループのMercedes Gotianum会長は12位にランクインしている。 By Resocasi.com