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マカオ政府、2018年はジャンケット手数料から53億円の税収

2019/ 10/ 14

マカオ政府の予算執行報告書によると、2018年にマカオ政府がカジノのジャンケット手数料から徴収した税額は前年比17%増の3億9420万MOP(約53億円)にのぼった。マカオの2018年の総カジノ収益(GGR)は前年比14.0%増の3,208億MOPだった。

カジノからジャンケットに支払われる手数料から源泉徴収される税率は5%。通常ジャンケットオペレーターには、カジノから収益の一部かローリングチップターンオーバーの手数料のいずれが支払われるが、後者の手数料の上限は1.25%と定められているため、ジャンケットオペレーターにはプレイヤーをカジノに誘うためのインセンティブが提供される。こうした輸送、宿泊、飲食、娯楽などジャンケットオペレーターに現物で支払われる手数料や報酬への課税ついては、マカオ政府はその全部または一部を免除することもできる。

マカオで認可を受けているジャンケットオペレーターの数は2015年の183件から2019年1月には100件へと減少している。 By Resocasi.com